日本酒の飲み方、燗酒編 「失敗しない燗酒方法5選」

冬はやっぱり「燗酒」が一番

日本では古来より親しまれてきた日本酒ですが皆さんはどんな飲み方をしていますか?
冷酒で飲むと美味しいお酒もありますし常温がいいお酒もあります。でも冬に飲むなら身体が芯からあったまる「燗酒」がいいですよね。
そんな「燗酒」ですが、実は色々な燗のつけ方が存在します。

最近は食事の際はもっぱら日本酒を飲みながら食べていますが、日々燗酒を作っている時に気づいた点なんかも一緒にお伝えできればと思います。

燗酒といっても様々で合う合わないもありますのでお酒の種類によっての使い分けも今回は解説していきます。

「リミットファイヤー燗」

まずはこちらの湯煎法です、燗が好きな方の中では意見が分かれるかもしれませんが自分は沸騰させてからとっくりを置いた方が味が良いと思います。

燗の初心者の方にとっても温めすぎを防止できるのでいいのではないでしょうか

①お酒ととっくりを用意します。

②鍋にとっくりの8分目ぐらいまで水を入れ火にかける

③沸騰したら火を止める

④③に、酒を注いだとっくりを入れ、好みの温度になるまで待つ。

レギュラー燗

丁寧に手造りされた吟醸酒や酒屋さんでも冷蔵庫の中や奥の方で大切に保管されているようなお酒を、冷えている状態でいきなり熱湯にいれて急激に加熱するのも味が荒くなってしまうのでこういったお酒は水からじわじわと温めていく方法がいいです。

①とっくりに酒を注ぐ

②鍋にとっくりの7,8分目まで水を入れ、とっくりを鍋の中央に置き中火にかける。

③こまめに温度を見て好みの温度加減になったらとっくりを上げる。

「荒燗」

常温保存の使い勝手のいい酒や、やや雑味のある若めの純米酒などは熱湯からの燗で熱湯まで一気に温めても大丈夫です。ただし、どんなお酒でも沸騰させてしまってはアルコールが飛んでしまって台無しになってしまうので、しっかりとお酒を見ながら会話して丁度いい按配を確かめつつ飲みどころを見極めましょう。

①とっくりにお酒を注ぐ

②鍋にとっくりの7,8分目ぐらいの水を注ぐ

③沸騰して気泡が出てきたらお酒を入れたとっくりを中央に置く

④とっくりの中のお酒が盛り上がってきたなと思うタイミングか60度前後になったら鍋から上げる。

「ちょこ燗」

しみじみとしっぽり日本酒を飲みたいときや非常に貴重なお酒を大切に飲みたいときなんかは是非この飲み方をしてほしいと思います。おちょこに入れたお酒が徐々に温まっていくのを見ているだけでも風情があります。

①深さのあるおちょこがベストです、おちょこに8分目ぐらいのお酒を注ぐ

②小鉢など深めの陶磁器を用意しておちょこの6,7分目ぐらいまで熱湯を注ぐ

③おちょこを小鉢に入れて飲み頃の温度になるまでまつ。

 

ちなみに燗の呼称ですが・・・ぬる燗は30~45度 ふつう燗が50度前後、熱燗が55度から60度です

「F1レンジ燗」

電子レンジの燗は邪道と思われる方もいるかもしれませんが便利で早く手軽に飲むには丁度よかったりします。レンジでの温めはいわゆる燗ムラが出来てしまうのがデメリットですが、その燗ムラを2本のとっくりで解消します。

①とっくり2本を用意して、片方のとっくりに酒を注ぐ

②酒の入ったとっくりと、空のままのとっくり両方をレンジにセットして燗モードで加熱

③2本のとっくりを取り出して空の方に酒を移し替えて完了です。

まとめ

いかがでしたでしょうか、日本酒はウィスキーやブランデーといった洋酒と並んで奥が非常に深いお酒です。TPOに合わせて色々な飲み方を試してみてください。自分だけの温度を見つけるのもいいですよね、実は僕は普通燗のちょっと低めぐらいの温度が好きだったりします。

それでは今宵もみんなでへべれけに!!