アパレル店員の学歴は? 高卒でも始められる?「結論:関係ありません」

アパレル店員の学歴は? 高卒でも始められる?「結論:関係ありません」

りんりん

ねえ、パパはお洋服屋さんなんでしょ? どうやってお洋服屋さんになったの? そういった専門の勉強が必要なの?

ガクガク

学歴ってこと?

りんりん

学歴っていうのかな、勉強いっぱいしたから販売員になれたの?

ガクガク

実はね、そんなことは全然ないんだよ

りんりん

そうなんだ!!りんでもなれるかな?

ガクガク

ハハハ、そうだね、大きくなって自分で色々物事が考えられるようになったら、考えてみてもいいかもね


今回は自分が販売員になった経緯を混ぜながら、学歴について話していこうと思います。

この記事の信頼性としては次の通りです。

某セレクトショップ 現役アパレル店長「ガク」
大手セレクトショップにアルバイトで入社して15年
9年間の販売員生活を経て、副店長、店長とステップアップ。
メンズでの店長経験4年 現在はレディースで店長として従事して2年、アパレル販売員の新たな可能性を常に模索しています。

アパレルで必要なのは学歴ではなく、ガッツと情熱です。

純粋な学歴よりも学びの姿勢と接客でお客様にいかに購入までつなげることが出来るか、人間力が試される世界です。

その内容を解説していきます。

僕がアパレル専門学校を出て思った事

すこし自分の話をさせてもらいます。

自分もこの記事を読んでいただいているあなたと同じように、何かを仕事にするためにはしっかり学んだうえで挑戦したほうがより良い成果が出せるんじゃないだろうかと考えて高校卒業時に進学という進路を取りました。

自分は「バンタンデザイン研究所」というファッションの専門学校を卒業して社会人となりアパレル会社で働き始めます。

しかし、バンタンで学んだことは何だったんだろうかと今でも思い出せません。

遊んで生活していたわけではなく、しっかり学校には通っていました。それでも思い出せないという事はアパレルで使うような重要なスキルやテクニック、経験が得られていなかったともいえるかもしれません。

自分が深堀するタイプの人間だったのならよかったのかもしれませんが、そうでなくとも身につくのが学校というところなのではないでしょうか。

学校から出された課題はいろいろあり、一つ一つは今に繋がっているのかもしれませんが販売員として働き始めたときに思った感情は「販売員になりたいんだったら専門にいかずにアルバイトから始めればよかった」ということです。

そう思った経緯を今から話していこうかと思います。

高卒でもアパレル店員としてデビューできる理由

ここからはいくつかのパートに分けて説明していこうと思います。

こう言ってしまうと本末転倒ですが正直なところ、「知識0、経験なし」でも成功をつかめる場所だと思います。

まずは下記をお読みください。

 

情熱がお客様に響く仕事だから

 

これは、どんな仕事でもそうだと思いますが入社初心者からここをいかに持っているかでその後の成長は決まるといっても過言ではありません。

洋服屋さんというと、お洒落じゃなきゃだめ、容姿が端麗じゃないとだめみたいなイメージを持っている方も一部はいるかもしれませんがそんなことは一切ないです。

事実、会社の代表とされるポジションにいる販売員の方々はお洒落というわけではありません。情熱をもって勉強してきたからこそ確立されているのです。

 

お客様にも同じように、理屈やウンチクは時には響くときもありますが、必要とされてない方がほとんどです。

お客様は誠意をもって熱い気持ちで接してくれる方に心が動かされるものです。人間とは感情の生き物だと思ってます、そしてその感情はふとした瞬間や出来事で揺れ動かされ感動に変わるのです。

 

今後どんなに時代が変わろうとも販売員が必要になってくると思うのはここです。ECがいくら発達しようとも「人は人とコミュニケーションをとって購入したい」と思うものです。

そして、その心を動かせるのも人とのコミュニケーションからなのです。

 

頭脳よりも動くことが肝心

 

先ほど解説したように感情の生き物なので統計や確率は通用しても、絶対という事は意外とないものです。

実体験として多くのお客さまがウェブサイトをみて来店してくれますが、目当ての商品を接客しながらお客様の購入背景を聞いてみると、「それならこういったものもありますよ!」という感じで他にも紹介させてもらう事もあります。

そうすると意外と「確かに、こっちの方がいいかも」となるわけです。

ここが、感情で動く根拠でもあるのですが、「これを買う」と決めてきても、他に理由をつけてオススメされると「こっちのほうがいいかも」となる方もいるわけです。

 

なので、理論は必要だと思いますが、それを証明するには実際にお客様とのコミュニケーションの中でしか答えは見つかりません。頭で考えて戦略を練ることは大事ですが、それ以上に行動して結果を検証しながら修正していく事のほうが何倍も大事です。

理屈よりも顧客心理が大事

 

これも先ほどの話と被る部分もありますが、感情とはその時々の世界、日本、地域、コミュニティの状況にも左右されることがほとんどです。

また、洋服のニーズとはライフスタイルに起因していることがほとんどです。

「来週お出かけがあるから」

「食事に行く」

「旅行に行く」

「ボーナスが入った」

など

そういった時にどんな提案をしてあげられるか、店内はどんな状況になっているのが望ましいのか。どんな商品がどこに配置されているのがいいのか

さらには、どんなアプローチでどんな接客をすればいいのか

考えることはたくさんありますが、お客様の心理を考えながら常に動くことが大事です。

そして、チャレンジして検証する回数が多いのが販売員の特徴でもあります。一般のビジネスマンの方は取引先の方と一回でも失敗があると、大きな損失を出してしまう事になりかねませんがアパレル店員はお客様に失礼がなければ一日のうちで何度でもチャレンジできます。

チャレンジできるという事はその分経験が積みあがっていくわけで、繰り返せば成長のループに入れます。

僕の周囲の人の学歴

ざっと僕の周りの方々を思い浮かべて学歴を考えても、有名大学を出ている方はごくわずかです。

企業としてはセレクトショップ業態としては業界でも2番目の規模を誇る大きさでもこのような状況なのでいかに学歴は関係ないかが分かりますよね。

僕の周りの学歴シェア

大学卒業(有名大学)・・・10%

大学卒業(一般大学)・・・40%

専門、短大卒・・・30%

高卒・・・15%

その他・・・5%

その他に関しては中卒の方とかもまれにいるからです。

僕は正直しっかりとした考えを持っている方なら中卒でもいいと思っています。早く始めた方がアドバンテージがつくのと、業界の事がよくわかってどんな働き方や勉強が必要なのかわかり、自分なりにコミットするところも見えてくると思います。

表向きは華やかな世界ですが、僕は泥臭く必死でやるというのがアパレル販売の本質であり正解だと思います。

ファッションが好きであれば素晴らしい仲間ばかりなので飛び込んでみるのもありです。