アパレル店員をこれから目指す人に読んでほしい、アパレル店員になる為の資格「結論:なくても全然大丈夫です。」アパレル歴15年の店長が語ります。

みなさまこんにちは、現役セレクトショップ店長で当ブログ管理人のロビンです。

のっけから結論を書いてしまい申し訳ありません、ただ、これが本質です。

洋服が好きで就職を考えたときに資格を持っておいた方が有利かな?

とか

やっぱり洋服が好きだから思い切って転職してみたい、でも、転職するなら有利になる資格を持っておいた方がいいかな

などを考えていらっしゃる方は多いんじゃないでしょうか。

かくいう自分も就職する前はそうでした、心配性なのもあって、信頼されるようになりたいと考えたときに、資格を取っておけば普通に入社するよりもはやく信頼されて仕事もたくさん任せてもらえるんじゃないだろうか!!

と思ったりしていました。

もちろん、とらない方がいいというわけではないので、ご興味がある方はぜひとったほうがいいと思います。ただ、迷ってらっしゃる方がいらっしゃるなら、それ以外の事に注力していてもいいんじゃないかと思います。

この記事の信頼性として

某セレクトショップ 現役アパレル店長「ロビン」
アルバイトでメンズセレクトショップに入社して15年
9年間の販売員生活を経て、副店長、店長とステップアップ。
メンズでの店長経験4年 現在はレディースで店長として従事して2年、アパレル販売員の新たな可能性を常に模索しています。

では実際どのような行動が必要になるのか、それらをアパレル歴15年の現役店長が解説します。

アパレル系資格の紹介

まず最初に言っておきたいのが、現在は「資格社会」といわれたりもしますが、アパレル小売業においては資格が安定をもたらしてくれるわけでは決してないという事を念頭に置いておいてください。

他の業種は資格があることによって有利に働くことがたくさんあると思いますが、アパレルはそうではありません。

ただし、やっておいて損はないですし、勉強は常に必要なのでアパレル系の資格も取ったほうがいいと思います。

ただし、それだけやるのではなく、並行していろいろなことにチャレンジしていくのが正解なのではないかなと思います。

その中でも勉強のためにやっておくとよい資格を紹介します。

ファッション販売能力検定試験

自分もファッションの専門学校を卒業していますので、存在は知っていましたが、強く意識し始めたのは入社してからです。

これは、ファッションの販売においての知識や技能、接客についてなど網羅的にファッション販売について学ぶ資格のようです。

2級、3級は販売員向け、1級は管理者や経営的な視点で店舗を運営する知識が身に付けられようです

ファッション販売を極めて店長やエリアマネージャーなどへのステップアップをお考えの方にはいいのではないでしょうか。マーケティングなども学べるので、通常働いているだけでは得られない知識も吸収できると思います。

 

販売士

ファッションだけに関わらず販売全般に関する知識や技能を学べる資格です。

売り場に立つ際に必要な基本的な接客マナーから店長や経営者が知っておくべき、商品のマーチャンダイジング、投入計画、在庫管理の仕方など、小売業には欠かせない仕事をすべて学べる資格となっているようです。

販売という仕事を継続してやっていくなら良さそうです。

ファッション販売とどちらかでもよさそうですね。

色彩検定

色相環という色の並びや、相性、色はどうやって作られるかなど、カラーコーディネートを学べる資格です。

資格の力というのは決して強いわけではありませんが、アパレル販売とは密接に結びついています。

自分はアパレル業界ではたらいていて、常々思ったりすることでもあるんですが、「センスとは?」

といった内容です。センスとは非常に不確定で曖昧な物だったりするんですよね。とくにファッション業界ではトレンドは毎年変わる為、色の流行ももちろん毎年変わります。

なのでどれがいいのか、どうやって合わせればきれいなのかを毎回学びなおさなければいけないのですが、こういった色彩の資格を持っておくと言葉に説得力が生まれます

それが一番大事だったりもします。要するに自分のセンスを支える土台として資格がある感じです。

自分は紹介した資格の中だったら断然この資格がおススメです。

普段の販売の中でお客様と接してコーディネートを提案するのが仕事なので、コーディネートの色を組み合わせて提案するのが重要になってきますのでめちゃくちゃ使うと思います。

 

アパレル小売業に勤めて15年の自分が思うアパレルで必要なスキル

資格はあるに越したことはありませんが、大抵のことは働きながら学んでいけると思いますのでご安心ください。

自分の周りでも資格を持っている人は会ったことがないかもしれません。

では、アパレル販売における必要なスキルとは

  • マーケティング能力
  • 専門能力
  • 顧客力

この3つが重要になってくると思います。

なので、資格を取る事や、学びと並行してこれをやっておくとキャリアを積んでいったときに必ず役に立ちます。

アパレル業界は一般的にいわれているように給料が低い会社もありますが、しっかりした福利厚生の充実やキャリアアップシステムが整っている会社に入れば一生勤めることも出来ると思います。その過程で上記の3点は大事になってくるので下で解説していきたいと思います。

とくにこれらは自分で学ぼうと意識しながら過ごさないとなかなか身に付きませんし、教えてくれません。

マーケティング能力

要するにこれは店舗運営、経営の能力です。どうやって商品を見せて、どうやってプロモーションしていきつつ売り上げを作っていくか、計画と仕掛けを作っていく能力です。

これは、時代性に合った販売方法だったり、どこで売り上げの山を付けるかだったり計画の行動力や人々の購買活動が生まれるポイントを察知してタッチポイントを作ることが大事です。

 

世の中にはマーケティングに関する本はたくさん出ていますし、それこそユーチューブやブログなんかでも全然学べると思います。

店長をやっていて思いますが、決して教えてはくれないので知らない人の方が多く、店長でも何となくや経験からそうしているといった感じの人も多いと思うのでやればやっただけ差を付けられると思いますし、自分の施策に根拠がつけられるので迷いなく進んでいく事ができるようになると思います。

 

どんな仕事でも役立つ能力ですので是非勉強しておくことをおすすめします。

専門能力

キャリアアップしていく中で将来の仕事を考えると思いますが、早めに設定して目標を決めながら、専門知識を磨いていくのが近道です。

アパレル業界の中の代表的な職種として

  • 販売員
  • バイヤー
  • プレス
  • 企画、生産
  • パタンナー

こういったのがぱっと出てくる職種だと思いますが、専門性をとがらせていくことによって、なくてはならない存在に成長できます。いまならこれらにウェブマーケターなんて能力も貴重になってきます。

バイヤーなら世界のトレンドと英語、中国語あたりの勉強を、プレスなら広告の知識を、企画生産なら生地の作り方を学ぶなど、やっておいたら販売でも使える事ばかりです。

もちろん販売なら販売セミナーで自分を磨いたりすることも大事です。現代は多様化が進む社会で何かに特化することが誰かの価値になります。

逆を言えば万人に求められるものの価値は薄くなっていく時代なので自分に合った専門性をとがらせていくことをお勧めします。

顧客力

これは現状は二通りが存在すると思います。

1つはリアルでの顧客力

もう一つはウェブ上での顧客力です。

リアルでの顧客力は毎日売り場に立ってお客さまと接することによって生まれる顧客力です、これは人柄もあるとは思いますが、いかにお客さまの先を読んでお客様の半歩先で潜在ニーズを汲んであげるか、話していると楽しいと思っていただくことが顧客に繋がっていきます。

顧客ファイルを作成してワードローブを全てインプットできているなんてことも顧客に繋がったりしますね。

もうひとつはいわゆるインフルエンサーですね。

フォロワーが何人いるのか、一回の発信でどれだけのお客様にリーチしてどれだけのお客様にコンバージョンできるかの予測がつくかといったことが売り上げを作ってくれます。

ファッション業界だったらインスタグラムが相性はいいですよね。

どちらも、どれだけのお客様を個人で抱えることが出来ているかが大きいです。1の方がより密接なつながりの分コンバージョンできる可能性は非常に高いですが、すそ野が広がりにくいデメリットもあるのでインスタグラムはそれを補完する形で両方運営するのがいいですね。

こういった顧客力はいまやどんな企業も欲しがっています。何だったら企業に属さず個人事業の為にも使えるので養っておいて損はないと思います。

こういったのもいまやウェブ上にはたくさん教材が揃っているのでまずは行動ですね!!

まとめ

このように、資格はあったほうがいいですが、ファッション業界においては決して優先順位が高い行動ではありません。

並行して自分の好きな事や将来を見据えて学んでいきましょう。

そして継続させることによって習慣化して販売とセットで相乗効果で自分だけのオリジナルになって価値が上がっていきます。