
二日酔いにならない大前提は、飲みすぎないこと。
頭では理解していても、酔いも手伝ってか、「つい忘れてしまう」という方も多いはずです。
かくいう私はその代表格です!!
二日酔いになった次の日は休みだろうが、仕事だろうが、一日台無し、ベットから起き上がって行動するのが夕方になってしまい、やろうと思っていたことや、約束の時間に遅れてしまうなんてこともありました。
何度後悔しても昨日飲んだお酒の量は少なくなりません!
それどころか自分を責めるしかなく、落ち込み方も尋常ではありません。
そんな嫌な思いを払しょくするためにも、後悔しない朝を迎えるためにも、二日酔いの予防策、対策をご紹介したいと思います。
⓵自分の許容範囲を知る
二日酔いの原因の基本は自分の体のアルコール処理能力以上にアルコールを摂取してしまったという事です。
そうならないためにはまずは自分のアルコール処理能力、適量、限界量を知っておくことが肝心です。
自分もそうでしたが、ただテンションを上げる為、騒ぎたいだけ、みんなに合わせて飲まなきゃ、などお酒を楽しむ目的よりも気分を盛り上げたいときに飲酒するという方に当てはまる事ですが、そんな時は得てしてアルコール度数の高いものをぐびぐびとビール感覚で飲んでしまうことが多く、一気に自分自身が飲める酒量を超えてしまいます。
ただし、超えている事にテンションが上がっているため気付けておらずそのまま更に飲み続ける。
これでは完全に翌日は後悔しかないはずです。
⓶チャンポンしない!!
チャンポン(いくつもの種類のお酒を飲むこと)は確実に危険です。
今でこそお酒の飲み方を少しは覚えて、チャンポンの仕方も学びましたが、以前はかなりグロッキーにされてました。
アルコール度数が異なるお酒をあれこれ飲んでしまうと、自分がどれだけのアルコール量を飲んだかわからなくなってしまう事が一番の問題です。
例えば皆さんも経験済みだと思いますが宴会などで最初はビールでも、酒席が進むにつれて次は日本酒、締めは本格ウィスキーのロックか本格焼酎となりがちです。
これはもう完全に度を超えた最悪のパターンです。
すでに日本酒の段階でかなりの量のアルコールを摂取しいているのに、アルコール度数が40度以上もあるウィスキーを飲めば、個人差はあるにしろ肝臓でのアルコールの処理能力はまず追いつかないでしょう。
今は問題視されてほとんど行われていないとは思いますが、歓送迎会での一気飲みなどは完全に論外です!
一気飲みは短時間にその人のアルコール処理能力を超えた量を飲んでしまう可能性があります。肝臓におけるアルコールの処理が間に合わず、体内にアルコールやアセドアルデヒトが蓄積することで酩酊状態に陥ってしまう事も
⓷胃に何か入れておく
こちらもよく言われていることなので皆さんすでにご存じの方も多いかもしれませんが、空腹でお酒を飲むとその分胃の中でお酒を吸収するのが早くなってしまいます。
その為、飲む前には何かおなかに入れておくといいと思います。
特に良いとされるのが「チーズ」、
チーズに多く含まれるたんぱく質と脂質は消化吸収されにくく、胃に長時間とどまる為アルコールの吸収を緩やかにしてくれます。
また固形物なので胃に入れておくことによって満腹感が得られ飲むペースが抑えられるという効果も得られます。
⓸飲んでいる間の水分補給
飲酒中は常に水を手元に置いておき胃腸内のアルコール濃度を下げる作業を行うだけで、酔い方、残り方が全然違います。
常に水を飲みながら楽しむのが一番良い二日酔い防止になるかもしれません。
飲酒後は利尿作用で脱水症状になりやすいのでそれを防ぐためにも、効果的です。
飲む水の量は酒と同量程度が望ましいとの意見もあります。日本酒造協会中央会では日本酒を飲むときには水を同量飲むことを推奨しています。
酒好きの中には「ビールがチェイサー」なんて人もたまにいらっしゃいますが、アルコール×アルコールでは脱水症状が促進される一歩なだけで、決して吸収を緩やかにしてくれるものではありません。
さあ、ここまでさまざまな二日酔い予防策を述べてきましたが、こうすれば必ず二日酔いにならないという事ではありませんのでご注意を!
やはり一番大事なのはその日の体調と相談しながら飲みすぎないということが一番。それと、お酒を飲むときは、”食べながら飲む”
を基本に美味しい料理と共においしいお酒を味わうことを忘れずに!!