あなたはどっち派!? 日本ワイン、国産ワイン 味の違いや風味、製造方法まで 違いを教えます。

⓵日本ワインと国産ワインは違う

「日本ワイン」と「国産ワイン」は違う!

「日本ワイン」と「国産ワイン」の違いは皆さんご存知でしょうか?
今までは基準が若干曖昧なところがあり困惑されていたかもしれませんが、ここでおさらいとちょっとしたワインにまつわる小話をしたいと思います。

実は「日本ワイン」とは日本で栽培されたブドウを使用し、国内で造られたワイン
と定義づけられている。しかしこの基準はごく最近造られたものなのです。

日本ではこれまで、ヨーロッパ諸国にあるような明確な「ワイン法」が存在しなかったのです。そのため時には海外から輸入したブドウや濃縮果汁などを使用して造られる「国産ワイン」と一緒くたにされて販売されていたことも。

ところがきんねん、ワインの生産者が急増しクオリティの高いワインが続々登場。

「日本ワイン」のブランド価値を高めようとする風潮が高まり
明確な基準を設ける必要性が高まった。

この基準には「日本ワイン」の定義と共に、産地名やブドウ品種、収獲年に関するルールも盛り込まれている。

産地に関しては、その地域で育てたブドウを85%以上使用しなければ、産地名をラベルに表示できない
ようになる。ワインは産地ごとの土壌や気候を色濃く反映するため、産地が変われば個性も変わる。

ルールを決めることは、ワインの魅力を最大限伝える事にもつながっているのだ。

国税庁がこのルールを策定したのが2015年10月、実際に実施されるのが2018年10月からなのでぜひチェックしてみよう。

表記例

  • 日本ワイン
  • 品名:果実酒
  • 原材料名:ブドウ(山梨産)
  • /酸化防止剤(亜硫酸塩)

⓶北海道や長野に新しいワイナリーの集まる「ワイン特区」が登場

現在国内には280以上のワイナリーがあり、山梨や長野、北海道、山形を筆頭に、全国各地でワインづくりが広まっている。

特にワイナリーの数を急激に伸ばしているのが北海道と長野。北海道では2008年以降、毎年新たなワイナリーが生れており、自社畑で栽培したブドウのみでワインづくりを行う「ドメーヌスタイル」の生産者が注目を集めている。

一方、長野は内陸性気候で昼夜の温度差が激しく、雨量が少ないという気候をもち、良質なブドウを生み出す銘醸地。

南北に長いため、気象条件も少しづつ異なり、多彩な品種のブドウ栽培を行う事ができるのも魅力。ワイン産地として急成長を遂げている北海道と長野で特筆すべきなのは、いずれも「ワイン特区」を導入していること。

北海道では余市の「北のフルーツ王国よいちワイン特区」、長野では「千曲川ワインバレー」が有名。

これは政府が認定する制度で、小さな規模からでもワイナリーを立ち上げられるとあって、若い造り手が驚くほどのスピードで増えている。

日本のワイン生産量トップを走る山梨に引けを取らず、国際コンクールで認められる個性的なワインも続々登場しているので、ますます注目だ。

⓷世界が絶賛和食と相性抜群の日本が誇る「甲州」

日本を代表するブドウ品種といえばズバリ「甲州」。

日本ワインに最も多く使われている白ブドウ品種で、昔は香りや味わいが乏しいといわれてきたが、技術の発展により軽やかで繊細な味わいをもつ上質なワインが生れるようになった。

近年では、フレッシュ系からコクのあるまろやかなタイプまで幅広いラインナップが登場し、海外から高い評価を受けるものも増えている。

和食や魚介と相性が良く、ほかのワインが敬遠する発酵系の食材とも合わせやすい。「日本ワイン」のポテンシャルの高さを強く実感できるはず。

⓸日本が独自に交配したチャーミングな味わいの「マスカット・ベーリーA」

日本独自の品種として知られる「マスカットベーリーA」1927年(昭和2年)新潟のブドウ園で川上善兵衛が荒廃した品種で
アメリカ系ブドウのベリー種とヨーロッパ系の黒い革をもつマスカット・ハンブルグが両親。

赤い果実やイチゴキャンディーを連想させる甘い香りが特徴で。渋みが少ないチャーミングな味わいが特徴。
フレッシュな早飲みタイプが多いが、濃厚な長期熟成タイプも増えておりワイン愛好家の期待を集めている。

⓹日本で始めてワインを飲んだのは織田信長かも!?

ブドウ酒が日本になじみ始めたのは戦国末期、しかも織田信長が愛飲したという説がある。これは、1549年(天文18年)ポルトガルの宣教師フランシスコ・ザビエルが日本に上陸した際に持ち込んだという赤ワイン(ポルトガル語でチンタ・ビーニョ)が発端


当時のワインは、ミサの儀式や薬として使われることがほとんどだったが、信長は「珍陀酒」と呼んで愛飲し、戦国武将の間でもたしなまれるようになったという。

いかがでしょうか、今や日本もヨーロッパに引けを取らない独自のポジションを生み出して確立しています。
信長の気持ちになって、さあ、今日もへべれけに!!